徳洲会グループ

仙台徳洲看護専門学校は3月3日、同校講堂で2016年度の卒業式を行った。卒業生は5回生46人。それぞれの思いを胸に卒業証書を受け取り、次のステップへ晴れの門出を迎えた。徳洲会グループ病院には13人が入職する。

卒業証書授与の後、鈴木美智子校長は「『考える看護師になれよ』という恩師の言葉は、今も私に残っており、それは今でも通じると思います。本校で学んだ考えるための基礎、実践するための基礎を生かしてください」と式辞を述べた。

続く来賓祝辞では、医療法人徳洲会の東上震一・副理事長が「自由を求め、愛に生きる」という徳田虎雄・前理事長の言葉を引用し、「何にもとらわれることなく、患者さんへの愛、何より自分自身への愛を忘れずに、これからの人生を歩んでください」と卒業生の門出を祝った。

仙台徳洲会病院の佐野憲院長は「徳洲会といえば、“救急を断らない”という理念がありますが、実践するのは本当に大変。しかし、この気持ちだけはずっと忘れないでください」とエールを送った。

公益社団法人宮城県看護協会の中里佐智代副会長は、出席できなかった佃祥子会長の祝辞を代読した。「相手に対し五感をフルに使って観察する、これが看護の基本だと思います。一人前になるまでには、まだまだ時間がかかりますが、あきらめることなく頑張ってください」。

千葉西総合病院の日高みえ子副院長は「プロとアマの違いはプラスの発想をするかどうかにあります。やればできると考えながら、一歩一歩進んでください」と期待を込めた。

徳洲会病院に13人が就職

送辞では在校生を代表して2年生の大宮有加さんが、「先輩方の後に続き、看護の道で輝けるように頑張ります。これまで私たち後輩を先導してくださり、ありがとうございました」と感謝の言葉を送った。

答辞に立ったのは野田菜々美さん。3年間の学校生活を振り返りながら、「私たちは看護師になるという同じ目標をもって入学し、多くの方々に支えられながら卒業の日を迎えました。これからは私たちが看護師として患者さんやそのご家族を支えることを誓います」と涙をこらえながら読み上げる姿が印象的だった。

会場では答辞を聞きながらハンカチで目を覆う卒業生もおり、つらく楽しかった時間を思い出すとともに、未来への躍進を誓っているようだった。

今年、徳洲会グループの病院に入職する卒業生は仙台病院に7人、山形徳洲会病院、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)に各2人、千葉徳洲会病院、東京西徳洲会病院に各1人の合計13人。

⇒徳洲新聞No.1074掲載記事