中部徳洲会病院
専任スタッフとして地域に貢献
手術室の看護師長として活躍後、医療講演の専任スタッフとして地域に貢献している職員がいる。中部徳洲会病院(沖縄県)地域医療連携室の曽根史郎看護師だ。コロナ禍前の多い時には、年間450回もの講演を行い、延べ約1万6,000人が参加。コロナ禍1年目の2020年度には45回に落ち込んだものの、21年度126回、22年度93回、23年度(8月まで)124回と復調、精力的に取り組んでいる。
「当院は1988年4月の開院から数カ月後には、当時の堀川義文院長の方針でBLS(一次救命処置法)を地域に広めていくことを目的として、小中学校などでのBLS講習を開始しました。徐々に学校や企業、自治会で、多職種がさまざまなテーマで出張医療講演を行うようになりました。私自身も以前から講師を務めてきましたが、7年前に定年となってからは、健診センターでの採血業務など行いながら、医療講演の専任スタッフとして、それまで以上に講演活動に力を入れています」(曽根看護師)
これまで講演を行った場所は約400カ所に上る。1日に2回行うダブルヘッダーもざらだ。リピーターが多く、学校からは食物アレルギーや薬物中毒、タバコやアルコールの害など、企業からは熱中症や心筋梗塞、脳卒中などをテーマとする講演依頼が多い。消防署とコラボしてBLS講習も行っている。
「内容のアップデートや、よりわかりやすいスライドへのつくり替えなど改善を心がけています」と曽根看護師。「コロナ禍の最中はWEB講演も行いましたが、やはり反応がすぐわかる対面式がいいですね。参加していただいた方たちからの『わかりやすく、参考になりました』といった声が、続けるモチベーションになっています。まだ講演したことのない施設に対してもアプローチし、新規開拓しながら、これからも皆さんのお役に立っていきたい」と意欲的だ。
→徳洲新聞1391号掲載



