千葉西総合病院
千葉西病院は心カテ14年連続全国1位
手術数や治療件数に基づく独自の病院ランキングを掲載している『手術数でわかるいい病院2023』(朝日新聞出版刊)に、多数の徳洲会病院がランクインした。同書は全国4,000超の医療機関にアンケート調査を行い、2021年の年間実績をもとに疾患・治療法別に全国ランキングと地方別ランキングを紹介する病院選びのガイドブックだ。今年も心臓病やがんなど幅広い分野で徳洲会病院が収載。なかでも千葉西総合病院は心カテーテル治療数が14年連続で全国トップだ。
がん治療などでも続々
がんのカテゴリーでも多数ラインクイン。「胃がん内視鏡治療」では岸和田病院が全国14位に入った。ESD(内視鏡的粘膜下層剝離術)の治療数をもとにランキングを作成しており、同院は207件という実績だ。これは近畿地方では2番目に多い。ESDは、がん細胞の浸潤が粘膜下層にとどまる早期の消化器がんを、電気メスで内視鏡的に切除する手技を指す。
同院は「大腸がん内視鏡治療」でも173件で14位にランクイン。地方別ではトップで、宇治病院も名を連ねた。
他のがん治療に関しても、多数の徳洲会病院が地方別でランクインした。「肺がん手術」で和泉市立総合医療センター(大阪府)が134件で15位、「食道がん手術」で岸和田病院が24位、「肝がん治療」で八尾病院が22位、和泉医療センターが29位、「大腸がん手術」では151件の岸和田病院が27位、「前立腺がん治療」で湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)が153件で27位、南部徳洲会病院(沖縄県)が129件で4位に入った。
また、がん治療のうち、がん薬物療法とがん放射線治療に関しては一定の基準を満たした施設を都道府県別に掲載。
「がん薬物療法」(免疫チェックポイント阻害薬の投与実患者数)では、札幌東病院、仙台徳洲会病院、千葉西病院、湘南鎌倉病院、湘南藤沢病院、八尾病院、和泉医療センターが収載。免疫チェックポイント阻害薬は、従来の抗がん剤や分子標的治療薬と異なる機序で抗腫瘍効果を得るのが特徴。免疫細胞の働きにブレーキをかけるがん細胞の作用を防ぎ、免疫細胞を活性化することでがん細胞を攻撃する。
「がん放射線治療」には湘南鎌倉病院、宇治病院、和泉医療センター、南部徳洲会病院が登場した。放射線治療に関しては「IMRT(強度変調放射線治療)実施実患者数」が多い病院の全国トップ20を紹介しており、湘南鎌倉病院が378件で12位。IMRTは、がんの形状に合わせた放射線照射を行うことで周囲の正常組織への影響をできる限り減らし、副作用を抑える技術。さらに、小さながんに集中して高線量の放射線を照射する「SBRT(体幹部定位放射線治療)実施実患者数」が多い病院として、南部徳洲会病院が全国6位に入った。
脳の病気のカテゴリーでは、脳梗塞治療や脳動脈瘤治療(破裂・未破裂、開頭・脳血管内)を対象とする「脳血管疾患治療」で、岸和田病院が地方別の16位にランクインした。
骨・関節の病気のカテゴリーのうち、「人工関節置換術・股関節」で湘南鎌倉人工関節センター(神奈川県)が605件で全国5位。「首・腰の手術」では湘南藤沢病院が268件で地方別の23位に入った。
このほか、「網膜硝子体手術(眼の病気)」、「子宮筋腫・子宮内膜症」、「難聴・耳鳴り」、「人工透析(腹膜透析)」に関しても、一定の基準を満たした医療機関を掲載、多数の徳洲会病院の名前が見られた。
「網膜硝子体手術(眼の病気)」では千葉西病院、吹田徳洲会病院(大阪府)、八尾病院、福岡病院、「子宮筋腫・子宮内膜症」では湘南鎌倉病院、吹田病院、福岡病院、「難聴・耳鳴り」では武蔵野徳洲会病院(東京都)、「人工透析(腹膜透析)」では山形徳洲会病院、庄内余目病院(山形県)、千葉西病院、東京西徳洲会病院、湘南鎌倉病院、中部徳洲会病院(沖縄県)が登場している。
→徳洲新聞号1382掲載



