白根徳洲会病院

白根徳洲会病院(山梨県)は新卒看護師の育成に尽力、早期離職の予防につなげている。2019年から新卒看護師にはプリセプター(指導看護師)を付け、入職後2カ月間はスーパーローテート方式で各病棟を回り、適性を見極めた後、配属先を決定している。新卒入職看護師は19年に2人、20年に6人、21年に6人、22年に12人と増加し、この4年間で新卒看護師の離職者は2人にとどまっている。

佐藤あけみ看護部長は「丁寧に、根気強く教えています。新卒看護師とプリセプターのどちらとも月に一度はフォローアップ研修を行い、所属長と情報を共有しながら、早い段階で問題を解消するよう努めています」と説明する。

院外の研修にも積極的に新卒看護師を派遣。山梨県立大学が主催する「新人看護職員研修事業他施設合同研修」もそのひとつで、今年度の新卒看護師は昨年5月から同研修に参加。16病院から集まった約50人の新卒看護師とともに、感染予防技術や救命処置、ストレスマネジメントなどを1年かけて学んだ。

参加した赤池のあ看護師は「基礎的なことをあらためて学ぶ機会になりました。他院の看護師と研修体制などの情報交換もでき、じっくりと経験を積み重ねる当院の体制が自分には合っていると感じました」と感想を語っていた。

2月にオンラインで行った同研修の成果発表会は、プリセプターや看護師長もリモート参加。「育てることの重要性をどの病棟も理解し、院外研修に新人を快く送り出してくれました。堂々と発表する姿を見て、涙するプリセプターもいました」と佐藤・看護部長は研修の意義を強調。

→徳洲新聞1381号掲載