東京西徳洲会病院
2023/01/26

東京西徳洲会病院の柴田翔矢看護師は、東海道新幹線車内で急病人の看護に協力したことにより、 JR東海から感謝状と記念品を贈られた。
東京行きの新幹線に乗車中の柴田看護師は10月18日、名古屋-新横浜間で医療従事者の協力を要請する車内アナウンスを受け、救護に向かった。 70代の男性が気分不快を訴えており、バイタルサイン(生命兆候)の測定やフィジカルアセスメントなどを行ったところ、気分不快以外の主訴はなかった。車内の多目的室での安静を指示するとともに、車掌らに経過観察のポイントを伝え、降車後の医療機関受診をすすめた。
柴田看護師は「今回のような症例は、その場で見て、その場でできることを判断する必要があり、専門職としての手腕が問われると感じました。救急部での日々の経験と、診療看護師(ナースプラクティショナー)を目指し大学院で学んでいる内容が、役立ったと思います。今後も寄り添う看護を心がけていきます」と振り返っていた。