新庄徳洲会病院

新庄徳洲会病院(山形県)は2月18日、近隣の徳洲会グループ施設「グループホームふきのとう」でスキンケア講習会を開催した。高齢者に多い褥瘡(じょくそう)や表皮剥離(はくり)など皮膚トラブルを予防するのが狙い。同院は7年前から自院だけでなく周辺の施設や行政、グループの介護施設に対し、同様の講習会を開催している。

この日は同グループホームの看護師、介護福祉士、介護士ら15人が参加。皮膚・排泄ケア認定看護師の資格をもつ新庄病院の八鍬恵美・創傷管理室副主任の講義に熱心に耳を傾けた。

八鍬副主任はドライスキンがさまざまな皮膚トラブルの要因となることを指摘、保湿の重要性を訴えた。「乾いた皮膚は水分の吸収が早く、すぐにふやけた状態になってしまいます。ふやけた状態の皮膚は非常に弱く、外的刺激の影響を受けやすいため褥瘡や表皮剥離などを引き起こします」とトラブルが起きる原因を丁寧に説明。

あわせてクリームなどの保湿剤を使用する、加湿器を用いる、肌着は木綿などやわらかい素材を選ぶ、洗浄剤は弱酸性を使用する―などさまざまなケア法を紹介した。

八鍬副主任は「スキンケア法は利用者さんだけでなく、スタッフ自身やそのご家族にも役立ちます。今後もスキンケアを通じ患者さんの皮膚トラブルを減らすお手伝いをしていきたい」と意欲的だ。

徳洲新聞No.1024掲載記事(PDFが開きます)