徳洲会グループ

東北ブロックが先行して推進

医療の質や医療安全の向上に注力する徳洲会グループは、健診部門のインシデント(ヒヤリハット)対策にも力を注いでいる。徳洲会健診部会東北ブロックが先行して実施しており、具体的には健診部門に関してもインシデントレポートを提出する文化を根付かせ、再発防止に力を入れる。東北ブロックは仙台徳洲会病院、山形徳洲会病院、庄内余目病院(山形県)、新庄徳洲会病院(同)、山北徳洲会病院(新潟県)の5病院。これまでに発生したインシデント事例をふまえ、「インシデントレベル分類表」を作成するなどして周知し、今後、全国への水平展開を見据えデータ収集を進めている。

健診部門のインシデント対策に乗り出した背景には、医療安全に対するグループ全体の取り組み強化がある。徳洲会健診部会が発足したのは2018年で、翌19年には徳洲会ネバーイベントプロジェクトがスタート。これは、決して起こしてはならない8項目の事象を防ぐための施策。

①意図しない異型輸血事故、②部位または手技の間違いによる手術および侵襲的処置により発生した患者死亡または重大事故、③患者間違いによる手術および侵襲的処置により発生した患者死亡または重大事故――などを起こさないために、専門チームが各部会と協力し業務標準手順の作成などを進めている。

→徳洲新聞1368号掲載