大和徳洲会病院
大和徳洲会病院(神奈川県)は1981年3月に徳洲会グループ9番目の病院としてオープンした。関東では茅ヶ崎徳洲会病院(現・湘南藤沢徳洲会病院)に次ぐ開設だ。2018年4月には建て替えにより新病院に生まれ変わり、21年3月に40周年を迎え、次なる10年(50周年)に向けて走り出している。来し方や行く末について清水正法・名誉院長と井上和人院長に聞いた。
「開院当時は当院のある大和市をはじめ周辺地域に総合病院の数も少なく、医療提供体制はまだまだ未整備と言える時代でした。そうしたなかで地域の中核的な病院としてオープンし、大勢の患者さんに来院いただきました。当地への病院開設は意義が大きかったと思います。開院時に親御さんの付き添いで来られていた方が、今度はご自身が患者さんとして来院されています。当地で長く医療を続けてきたことを実感します」
こう話すのは、大和病院開院時のオープニングスタッフ(副院長)として診療を支えた清水・名誉院長だ。清水・名誉院長はその後、同院院長や大和青洲病院(2019年に大和病院と統合)院長を歴任してきた。
当時はこんな苦労もあったという。「関東で第1号の茅ヶ崎病院が80年6月に開院したばかりだったこともあり、スタッフ集め、とくに医師を集めるのに苦労しました。大阪や沖縄、福岡のグループ病院から応援をいただくなどし、乗りきったのを覚えています」。
井上院長は21年1月に着任。同院は予定していた7対1看護配置基準を22年1月に取得した。手厚い看護体制や院内の教育体制をしっかりと形づくりながら、「地域一番の急性期病院を目指していきたい」と意気込みを見せる。
さらに今後を見据え「訪問診療・看護をはじめ在宅医療の拡大を図り、救急・急性期から慢性期、在宅医療までトータルに地域医療を提供していきたいです。臨床研修指定病院の再指定にも取り組んでいます」と構想を明かす。
ふたりは「周辺には大規模病院が増え、医療に関しては激戦区と言える地域になりました。スタッフ一同、患者さんに寄り添い親切に接することを心がけながら、診療科のさらなる充実や高度医療への対応を強化していきたいと思います。引き続き徳洲会の皆さまの温かいご支援、ご指導をお願い申し上げます」
→徳洲新聞1356号掲載



