新庄徳洲会病院
新庄徳洲会病院(山形県)は国際医療支援などを行う認定NPO(特定非営利活動)法人ジャパンハートと提携し、人員不足の解消に向け即戦力となる看護師の採用増を目指している。
ジャパンハートは「離島・へき地医療を学びたい」、「貢献したい」という思いをもつ看護師と病院との間を仲立ちするRIKAjob(リカジョブ)というサイトを運営。これまで約100人に上る看護師を徳洲会の離島病院に紹介した実績がある。
RIKAjobには「災害支援スキーム」という採用形態がある。これは、ふだんは勤務先で看護業務に従事し、災害等発生時には一時的に病院業務を離れ被災地に出向き、支援活動に従事できる仕組み。新庄病院は2月と4月に同スキームによって応募のあった2人の看護師を採用。徳洲会では庄内余目病院(山形県)、山北徳洲会病院(新潟県)も同スキームによる採用を受け入れている。
「2月に入職した蒔田理沙看護師は半年の予定を10月末まで延長、4月に入職した菊池優希看護師は半年の予定を12月まで延長してくれました。ふたりとも若い看護師さんですが、即戦力として活躍していただいています」(新庄病院の安食るみ看護部長)
8月の1カ月間、沖縄県で新型コロナのクラスター(感染者集団)対策支援活動に従事した菊池看護師は「学生時代から災害医療やへき地医療に興味がありました。まだ看護師として5年目で経験が浅いため、支援活動への参加を希望しても通常業務から離れて現地へ行かせてくれる病院は少ないと思います。チャレンジして良かったです」。
7月には「ジャパンハート最高顧問 吉岡秀人とへき地医療を考える課題解決型プロジェクト」と銘打ち、看護師の募集をRIKAjobが開始。同院で常勤スタッフとして働きながら、地域課題の解決に資する活動を行う。第1期生(2022年11月~)から第3期生(23年8月~)の採用を予定。
→徳洲新聞1356号掲載



