徳洲会グループ

「つねに弱い人の立場で考え より良い社会を実現」

医療法人徳洲会の社員総会・理事会が6月25日に開かれ、東上震一理事が理事長(前副理事長)に選任され、同日就任した。また、同29日、徳洲会グループの本部機能をもつ一般社団法人徳洲会の理事長(前専務理事)にも就任。2法人の理事長交代は2年ぶりで、四代目の理事長となる。東上理事長に徳洲会の理念・哲学に対する思いや、離島・へき地医療、「医師の働き方改革」などへの対応について聞いた。

Profile

1954年、大阪府生まれ。和歌山県立医科大学医学部卒業。80年、同大附属病院臨床研修医、82年、同院胸部外科助手、84年、同院紀北分院外科助手、85年、同大附属病院胸部外科助手。90年4月、国保すさみ病院に副院長として入職。同10月、同大附属病院から派遣され、岸和田徳洲会病院(大阪府)心臓血管外科開設のため血管外科部長として入職。2006年、同院院長。また医療法人徳洲会では09年、常務理事、12年、専務理事を経て16年、副理事長、22年6月25日に理事長。同29日に一般社団法人徳洲会理事長。

モットーは、「いかなる状況下でも患者さんを諦めない。あらゆる要請に対しても絶対に断らない」。

東上理事長と安富祖・前理事長が固い握手

医療法人徳洲会(医徳)・一般社団法人徳洲会(社徳)の東上震一理事長と安富祖久明・前理事長は7月1日、社徳東京本部で職員に挨拶した。

東上理事長は、あらためて理事長に就任したことを報告し、「徳洲会の心や精神をはじめ、素晴らしいもの、残さなければならないものを受け継いでいきます。ただ、組織の動かし方などは時代の変化に応じて少しずつ変えていってしかるべき。大事にしていることを守りつつ、その表現方法はいろいろあるはずです。よろしくお願いいたします」と呼びかけた。

安富祖・前理事長は、任期の2年間を「コロナとの対決でした」と振り返り、「人知れず、おびえながらも、どうにか任期を全うできたことに、“やりきった感”を覚えると同時に、職員の皆さんには本当に感謝しています」と謝意を表し、「徳洲会創設者の徳田虎雄・医徳名誉理事長がゼロからつくり上げたこの組織を、向こう50年を見据えて運営していただきたい。私同様、東上理事長を支えてください」と話すと、職員から拍手が湧き起こった。

その後、ふたりは固い握手を交わし、記念撮影を行った。

→徳洲新聞1345号掲載