吹田徳洲会病院

吹田徳洲会病院(大阪府)バースセンターで誕生した赤ちゃんが4月に1000人を超えた。同センターは2015年2月に開設、総合病院としての安心感を背景に正常分娩を主に扱っている。開設から今まで妊産婦死亡・新生児死亡ともにゼロ件。

同センターは安心・安全な分娩を実現するために、体制面と快適な環境を整備。体制面では産婦人科に常勤医師7人、非常勤医師2人が所属、当直体制を整え真夜中の分娩にも対応している。また、地域の総合周産期母子医療センターとホットラインをつなぎ、ハイリスク分娩が発生した際に、すぐ搬送できる仕組みも構築。設備では、陣痛や胎児の心拍などを24時間どこでも確認できるセントラル監視システムを導入し、緊急時対応に役立てている。

看護師と助産師は、日本周産期・新生児医学会認定の新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)を精力的に受講し、サポート体制を盤石なものにしている。同インストラクターが院内に誕生したため、今年度は院内開催を計画中だ。

環境面では、陣痛室から分娩室に移動不要のLDR(陣痛室、分娩室、回復室)用分娩室、和室仕様の個室など配備。出産後のサービスとして、退院までにアロママッサージを1回提供、さらに4月から産後食をグレードアップし評判は上々だ。

北田文則副院長は「中途半端にハイリスク分娩に取り組むのではなく、地域の医療機関と役割分担しています。また、リスクを考え無痛分娩ではなく、自然分娩を推奨しています。チーム医療で安全を第一に考えてきた結果の1000件突破で、うれしく思います」と笑みをこぼす。

實村誉子・看護師長(助産師)は「助産師外来では、妊婦さんと一緒にバースプランを考え、スムーズなお産ができるように、おなかの形や体形に合わせた食事・運動指導も行います。自分の思ったとおりのお産ができたと満足いただいています」とアピールする。

→徳洲新聞1340号掲載

 

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