徳洲会グループ
ウクライナ難民支援で9日からモルドバ入り
現地NGOと連携し医療ニーズなどを探る
国内外の災害医療に取り組むNPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)は、5月9日から1週間の予定でモルドバ共和国に調査隊を派遣する(6日現在の情報)。モルドバはロシアによる軍事侵攻を受けたウクライナから多数の難民が流入している国のひとつ。TMATはモルドバのNGOと連携し、4月から生活物資や医薬品の提供などを通じたウクライナ難民支援を開始。並行して継続的な支援活動を行うためのクラウドファンディングも実施した。今回の派遣ではTMAT隊員が実際に支援先を視察し、現地NGOと今後の支援方法・支援先などを協議、医療ニーズの調査なども行う。
生活物資や医薬品を先行提供
2月24日にロシアがウクライナに軍事侵攻を開始して以降、戦火を逃れるため500万人以上のウクライナ人が国外に退避、さらにウクライナ国内には同数以上の避難民が発生している。
ウクライナ南側の国境に隣接するモルドバは人口約260万人の小国で欧州最貧国と言われている。このモルドバにウクライナから多くの難民が押し寄せ、これまで40万人以上を受け入れてきた。難民の多くは生活の拠点を求め、より西側の欧州各国に移動していくが、約10万人が臨時避難所などにとどまっているため支援の必要性が高まっている。
こうしたなかTMATはウクライナ難民支援に関し、現地NGOであるモルドバ日本文化文明協会、National Congress of Ukrainians of Moldova(NCUM)の2団体と4月1日付で協定を締結。
モルドバ日本文化文明協会との連携では、モルドバに避難しているウクライナ難民に対し、衛生資材や食料、その他の生活必需品など物資を支援。NCUMとはウクライナ国内の病院などに医薬品を含めた医療物資を支援する。
→徳洲新聞1337号掲載

