徳洲会グループ

「優秀演題賞」受賞

湘南鎌倉医療大学(神奈川県)の高畑香織・母性看護学講師は、第35回神奈川母性衛生学会学術集会で優秀演題賞を受賞した。テーマは「高度生殖補助医療(ART)後の妊娠における乳汁分泌量と母乳育児率」。ART後の妊娠では、自然分娩と比べ母乳での育児率や期間に影響を与えるとされるなか、発表では自然妊娠群とART群で乳汁分泌量や乳汁育児率、唾液オキシトシン値を比較し、妊娠方法による母乳育児への影響を考察した。

乳汁分泌量は授乳前後の児体重差および搾乳量の合算で調査。結果、両群で乳汁分泌量や母乳育児率、唾液オキシトシン値に有意差は認められず、「妊娠方法による母乳育児への影響はなく、ARTを受ける母親に対し、医療従事者が正しい情報提供をするための根拠を示せたと考えます」とまとめた。

同研究は、高畑講師が同大入職前に、聖路加国際大学研究員として在職中に始めたもので、ベビー用品メーカーのピジョンとの共同研究。受賞に際し「研究を進められたのは多くの方々の支援があったからであり、育児で大変な時期に協力していただいたお母さん方のおかげでもあります。今後は徳洲会グループ病院と一緒に研究ができたらと思います」と意欲的だ。

→徳洲新聞1331号掲載