

私は助産学科を卒業し名瀬徳洲会病院へ入職しました。社会人としての経験がありましたが、いざ入職となると初めて尽くしで緊張し不安がありました。また、プライベートでは入籍というイベントもあり家庭との両立に不安を覚えました。入職後1週間は新人研修があり採血・点滴確保・吸引など実践を通して患者さんが受ける侵襲を実感し技術の習得が不可欠であると認識しました。3か月の内科研修を経て産科と内科の混合病棟に勤務しています。メンタル的な配慮の必要性や難しさを感じ今の自分が出来る事「常に笑顔でいること、穏やかな口調で話すこと、何を訴えているかを考えること」を心がけています。
5年後、きっと私も独り立ちとなり後輩もいると思います。その時は自分の視野を広く持ち何が起こるかの予測や対応を判断できるようになりたいと思います。また、患者さんを大切に思う気持ちを後輩へも伝えられるような看護を続けていきたいと思います。

看護師として2年目となりました。私が所属する病棟は60床で、循環器や呼吸器、泌尿器、骨折など様々な疾患の患者様がおられます。そのため幅広い知識や技術が求められることから常に疾患の勉強や実践から技術を習得できるよう努力しています。また、地域包括ケア病床があるため、一人の患者様に入院から退院まで長期的にかかわり、医師や看護師、薬剤師、理学・作業療法士など多職種で退院支援を行います。看護師としての経験が浅い私は、先輩看護師がどのように情報収集をし、退院支援に繋げているのかを学んでいます。
日々患者様と接するなかで、高齢者看護に難しさを感じています。入院患者様の多くは80~90歳代と高齢で基礎疾患を抱えている患者様がほとんどです。そのため、様々な視点から観察することが大切だと学びました。また、高齢者は認知症を患っていることも多く看護介入がスムーズにいかないこともあります。症状を訴えることが困難な高齢者には、小さな変化に気付くことで異常の早期発見につながるため、観察力といつもと違うと感じ取る力をつけることが重要になります。これからも自己研鑽を積み、私の理想とする看護師像を目指して頑張っていきます。