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徳洲新聞ニュースダイジェスト

徳洲新聞PDF版

徳洲新聞2017年(平成29年)3/20 月曜日 NO.1074 過去のダイジェスト

中部徳洲会病院
JCI認証を取得国際的医療機能評価
徳洲会グループ6施設目

中部徳洲会病院(沖縄県)は2月25日、国際的な医療機能評価であるJCI認証を取得した。国内の医療機関で23施設目、徳洲会グループでは6施設目。同認証は主に患者安全や医療の質の観点から14カテゴリ・約1140項目におよぶ審査項目からなり、高いハードルをクリアしなければ取得できない。同院の伊波潔院長は「認証取得はゴールではなく、スタートにすぎません。患者さんのため安全や質の向上への取り組みを継続していきたい」とさらなる意欲を見せている。

「ゴールではなくスタート」

(左から)眞玉橋事務長、呉屋・事務部長、
伊波院長、大村恵美子・看護部長、髙江洲課長

中部徳洲会病院は2月20日から24日にかけてJCI認証の本審査を受けた。審査では患者さんの入院から退院までをトレース(追跡)する形で、患者確認や診療記録の作成、転倒転落リスクをはじめとするさまざまなアセスメント(評価)などを適切に実践しているかどうかを、各種書類の閲覧や職員への口頭質問を通じ、徹底的に確認していく。施設や設備に関しても安全や感染の観点から不備がないか審査される。

病院一丸となり5日間にわたる審査を受けた結果、「Not met(不適合)」の項目はひとつもなく、「Partial met (部分適合)」が21項目にとどまり、ほかはすべて「Met(適合)」と好成績で審査に合格した。認証期間は2月25日から3年間。2016年6月にモックサーベイ(模擬審査)を受けた。

徳洲会グループは、これまでに湘南鎌倉総合病院(神奈川県)、葉山ハートセンター(同)、札幌東徳洲会病院、南部徳洲会病院(沖縄県)、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)の5病院が認証を取得。中部徳洲会病院はグループ6施設目で、国内の医療機関としては23施設目だ。

伊波院長は「当院をより改善し、患者さんの安全を担保するためのツールと捉え、JCI認証の取得に向け取り組んできました。認証取得はゴールではなくスタートです。JCIは3年ごとに更新審査がありますが、更新を重ねるごとに、患者安全や品質改善の文化が当院にしっかりと根付き、職員にも染み込んでいくのだと考えています」と話す。

病院一丸となりJCI 認証を取得

同院がJCI認証取得に向け活動を開始したのは約4年前。12年10月に徳洲会グループで初めて湘南鎌倉総合病院がJCI認証を取得し、13年2月には報告会が開かれた。出席していた伊波院長は、以前からハードルが高い第三者評価として興味を抱いていたJCIの受審を、本格的に考えるようになったという。

その後、JCIの関連セミナーに出席したり、14カテゴリごとにリーダーとコアメンバーを人選し、ミーティングを開催したりするなど受審に向けた準備を進めた。

同院は16年4月に新築移転を控えていたことから、本審査の受審時期を新築移転後に設定、今年2月の受審に至った。

移転前からQI(Qualityindicator) 活動の強化や、患者安全にかかわる基本項目の手順作成、実施など部分的な取り組みを実施。一方、各部門の業務手順書など必須文書の整備や手順書に基づく業務遂行の徹底などは、移転後の建物の構造や設備をふまえた内容にする必要性から、新築移転後に急ピッチで行った。

同院JCI事務局の高江洲基樹課長は「今は安堵の気持ちでいっぱいです」と胸をなでおろし、「JCI基準に合わせるため、カルテや看護記録の書式の見直しを行いました。また朝礼時に“手洗いの5つのタイミング”の唱和、院内をラウンドして5S(整理、整頓、清潔、清掃、躾)の徹底を呼びかけました」と活動内容の一端を紹介。

カテゴリごとのミーティングは受審の1年前から、それまでの月1回から2回に増やし力を入れてきたという。認証取得後もラウンドは継続する方針だ。

審査中の様子。審査期間は5日間

今回、同院が審査に好成績で合格した要因として、伊波院長をはじめ同院関係者が口をそろえて強調しているのが、先行してJCI認証を取得したグループ病院からの協力だ。湘南鎌倉病院、南部病院、湘南藤沢病院から適切なアドバイスがあり、本審査直前の1カ月前には湘南鎌倉病院の権藤学司副院長を中心とするこれら3病院のチームによる模擬審査を実施。これがラストスパートを後押しした。

「グループの組織力の強さを改めて感じました」と呉屋済仁・事務部長は振り返る。

合格を喜ぶ暇もなく呉屋・事務部長は「継続が大事ですので、Partial-met になった21項目について改善を図っていきます。沖縄県は海外からの外国人観光客が増加しています。そうした方たちに安心して受診していただけるようJCI認証取得を機に、ますます受け入れ体制を強化していきたい」とさらなる飛躍を誓った。

今後、外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)の認証取得も目指す考えだ。

眞玉橋顕一事務長も「今回無事に認証を取得することができましたが、患者安全などの取り組みに終わりはありません。職員への再教育を繰り返し行っていきたい」と意欲的だ。

なお、同院はJCI受審を前提に新築移転計画を立て、JCIに合わせた設計を随所に取り入れた。受審の準備期間中に新築移転をはさんだ経験から、高江洲課長は「将来的にJCI認証取得を目指す病院は新築移転を行う場合、特に中央材料室や内視鏡室、オペ室などに関しては、安全面・感染面を考慮した造りを設計段階から反映していくことが望ましいです」と話している。

 

呼吸療法セミ開催
珠玉の2日間を!
7月に湘南藤沢徳洲会病院

前回のセミナーの模様(右がアシュワース教授)

人工呼吸管理の基礎から最新知識までを学べる「呼吸療法セミナー in 湘南2017」が7月15日から2日間、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)で開催される。17回目の今回も東京西徳洲会病院の渡部和巨院長が代表、米ボイジー州立大学のロニー・アシュワース呼吸療法学科教授(米国呼吸療法士)がメインの講師を務める(同時通訳あり)。同セミナーは人工呼吸器の基本的な設定を習得できるカリキュラムで構成。体験型の学習スタイルを重視しており、講義だけでなくワークショップの充実も図っている。セミナーで学んだことを臨床場面と結び付けられるよう、仕上げに事例を用いたシミュレーションも実施。学んだことを確認するためのテストも行う。「最新かつ吟味された講義、ワークショップ、臨床シミュレーションを22年間、毎年来日され、日本人の呼吸療法認定士を誰よりも深く理解しているアシュワース教授が醸し出す“珠玉の2日間”を、ぜひ体験し日々の診療に役立てていただきたいです」(渡部院長)。

日時 7月15、16日午前9時開始
会場 湘南藤沢徳洲会病院3階講堂
アクセス JR「辻堂」駅北口から徒歩7分
費用 2万円(受講料、テキスト代、昼食代含む)
定員 60人
対象 医師、3学会合同呼吸療法認定士
(看護師、理学療法士、作業療法士、臨床工学技士)
※ 2 日間受講することで、認定更新のための点数50点を取得可能。
米国呼吸療法学会(AARC)および
同国際部会(ICRC)発行の認定証授与
問い合わせ (事務局)湘南鎌倉総合病院呼吸療法部shonan_seminar@shonankamakura.or.jp
申し込み方法 エントリーフォーム
(URL:http://www.shonankamakura.or.jp/section/section02/entry.php
から申し込み。

 

鎌ヶ谷総合病院
83床増床が認可され
回復期リハ病棟開設

「「地域医療を活性化させたい」と山本院長

鎌ケ谷総合病院(千葉県)は、2月に県から83床の増床が認可された。これにより6月に院内に併設している「緩和ケア病棟なごみ」を増床、今秋には回復期リハビリテーション病棟を開設する計画。今年中に増床をすべて終える方針だ。同院は今年9月に開院10周年という節目を迎え、より一層、地域の中核病院としての機能を発揮していく。

鎌ケ谷病院は一般病床248床、緩和ケア病床13床だったが、これに83床が加わる。2007年に開院し、早い時期から満床状態となり、5年前に増床を申請。しかし開院間もないこともあり、認可されなかった。今回の増床認可で「地域の患者さんのニーズにもっと応えられるようになります」と山本穰司院長。

スタッフがそろい次第、今年中に続々と増床する予定だ。

増床はまず院内に併設している「緩和ケア病棟なごみ」で、6月を予定している。緩和ケア専任の医師が1月に着任したことから、院内からの転床だけでなく、今後は他院からの受け入れも強化していく。

今秋に予定しているのが、回復期リハビリテーション病棟の開設。急性期医療と在宅医療の架け橋となる病棟で、これまで他院へ移していた患者さんを院内で受け入れることが可能となる。

同病棟について「急性期の治療を終えた患者さんを待ち時間のロスもなく受け入れ、スムーズにリハビリに移行できるため、患者さんにも喜ばれると思います」(山本院長)。

同院は増床が認可される以前から、地域医療の活性化を考え、鎌ケ谷市医師会との交流を強化。診療内容や今後の医療展望などを共有することで、連携が円滑化している。今後、回復期リハビリ病棟への受け入れが始まれば、同院は地域医療のなかで一段と重要なポジションを担うことになる。山本院長は医師会への加入も視野に入れ、紹介・逆紹介だけではなく、顔の見える情報交換を積極化していきたい考えだ。

6 月に増床する予定の緩和ケア病棟なごみ

また、立地面では成田空港、羽田空港に乗り換えなしで行けるアクセスの良さが同院の強み。今回の増床を機に、メディカルツーリズム(医療観光)の受け入れを、これまで以上に推進していく計画だ。このため外国人患者さんに対応するシステム構築や通訳など人員確保が今後の課題として浮上している。

今年9月に開院10周年を迎える同院。先端医療を積極的に取り入れるなど、社会医療法人傘下の病院として地域医療の中核を担ってきた。山本院長は「今回の増床は、当院にとっても地域医療にとっても大きな一歩になると思います。患者さんのために全力で取り組んでいきます」と飛躍を誓っている。

 

情報共有システム紹介
湘南鎌倉総合病院
医療連携で交換

泰川理事長の話に耳を傾ける参加者

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)は「第16回がん症例検討会と医療連携についての情報交換会」を開催、地域の医療機関や同院のがん医療従事者が参加した。同院オンコロジー(腫瘍学)センターの下山ライ・センター長の挨拶に続き、門谷靖裕・副薬剤部長が同院のがん診療の実施状況を紹介。

このあと、医療法人鳥伝白川会の泰川恵吾理事長が「ドクターゴン流在宅医療と地域連携の実際」をテーマに講演した。同会は宮古島(沖縄県)と鎌倉市で、在宅医療に取り組む診療所を運営。泰川理事長は1週間ごとに双方を行き来し、在宅医療に尽力している。

泰川理事長はこれまで、診療情報の管理や共有の効率化を図るため、電子カルテを独自に開発し、情報の同期システムを考案。ホストPC(パソコン)の損傷時にもモバイルPCをホストに転用可能、少ない電力で稼働可能、1回分の通信データ量が小さい――などにより、災害時にも強いシステムであると強調した。

鎌倉市の診療所に2015年に導入したクラウド型(データやソフトウェアをインターネット経由で利用)サービスの電子カルテやインターネットサービスを活用した連携システムも紹介した。

IT(情報技術)を活用した連携システムの進化を図る一方で、顔の見える関係づくりも重視。「地域連携の肝は、異なる立場で互いに理解し合うこと。現場や勉強会などで顔を合わせる機会をもつことが大切です」と語った。

 

園児がサツマイモ掘り
八尾徳洲会総合病院

サツマイモ掘りを楽しむ園児たち

八尾徳洲会総合病院(大阪府)の院内保育園「エンジェル保育室」の園児たちが、同院3階ベランダにある畑でサツマイモ掘りを行った。20人の園児が楽しんだ。

大きいイモを掘り当てた園児が「先生?、見て! 大きいでぇ」と嬉しそうに報告する姿や、迎えにきた家族に嬉しそうにイモを渡す姿などが見られ、受け取った家族もとても喜んでいた。


チームの視点で議論
徳洲会関西・大阪ブロック薬剤部会
褥瘡研究会を開催

徳洲会グループ関西・大阪ブロック薬剤部会は2月18日、生駒市立病院(奈良県)で第15回褥瘡研究会を開催した。従来は薬剤師のみで会を開いていたが、今回は形成外科医師や皮膚・排泄ケア(WOC)認定看護師による講演を企画。チーム医療の観点から褥瘡に対する治療・ケアについて知見を共有した。

会は岸和田徳洲会病院(大阪府)の敦見真由美・副薬剤部長の挨拶でスタート。午前は各施設の業務報告の後、薬剤師4人が登壇し自院の取り組みを発表した。

岸和田病院の奥野健一薬剤師は「院内における褥瘡予防の取り組み~白色ワセリンによる予防効果~」と題し報告。褥瘡の発生リスクが高い患者さんに白色ワセリンを使用し、予防を含めた効果を自立度などで検証した。これにより一定の成果が得られた可能性を示し、今後は院内で啓発していくことや、白色ワセリンの使用基準を検討する必要性を指摘した。

神戸徳洲会病院の野口太嗣薬剤師は自院で実施している褥瘡回診、褥瘡対策委員会、同委員会主催の勉強会について発表。本来業務との関係などで、活動に参加する部署や職種にばらつきが見られたことを明かし、活動時間や内容を工夫する重要性を指摘した。そのうえで褥瘡発生率を低下させる意欲を見せた。

名古屋徳洲会総合病院の山岡早織薬剤師は「病棟マットレス回診の取り組みとケアにより改善した症例」がテーマ。昨年7月から「病棟マットレス回診」を開始したほか、新規入院時、病棟変更時に患者さんの全身を確認し、必要に応じて皮膚科医に協力を依頼。その結果、褥瘡の早期発見・ケアにつながり改善したケースを報告した。山岡薬剤師は、病棟に常駐している薬剤師も患者さんの把握に一層努めるようにするとともに、看護師向けに薬剤に関する勉強会の開催など積極的にかかわる姿勢を見せた。

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の錦佑輔薬剤師は「乳腺外来のドセタキセル投与による皮膚障害の発現要因について」と題し発表。乳腺外来患者さんを対象に、多様な固形がんに適応のある薬剤「ドセタキセル」による皮膚障害の要因分析、検討結果を報告した。錦薬剤師は要因のひとつとしてアルブミン、総タンパク質の低下の可能性を示唆。今後は、乳がん以外の固形がんを含め、さらなる解析の必要性を指摘した。

実際に使用している褥瘡カートを持ち込み、説明する中西部長

午後は特別講演を行い、生駒病院の中西新・形成外科部長が褥瘡治療について解説。褥瘡にも急性期と慢性期があり、急性期はできたばかりの褥瘡で、予防重視の視点で取り組むことが大切。慢性期は発生から3週間以上経過している褥瘡を指し、治療の観点が重要になると説明した。

予防や治療では栄養やスキンケアが肝要であるとし、学会が掲げる栄養指標や保湿ポイントなどを明示。さらには自院の取り組みとして、薬剤師が褥瘡回診に同行し、複数の軟膏を混ぜ合わせた“ブレンド軟膏”を塗布して治療を行っている様子を紹介した。中西部長は薬剤師が褥瘡治療で大きな役割を果たしている点を強調し、参加者に対地鎮祭に臨む坂口事務長(左から3人目)実際に使用している褥瘡カートを持ち込み、説明する中西部長13病院から約30人が参加。積極的に意見を交換(左から)三宅主任、梶谷副主任徳洲会グループ関西・大阪ブロック薬剤部会は2月18日、生駒市立病院(奈良県)で第15回褥じょく瘡そう研究会を開催した。従来は薬剤師のみで会を開いていたが、今回は形成外科医師や皮膚・排泄ケア(WOC)認定看護師による講演を企画。チーム医療の観点から褥瘡に対する治療・ケアについて知見を共有した。して自院の褥瘡治療に積極的にかかわることを呼びかけた。

褥瘡の原因にも触れ、多くが「ずれ」であると指摘。体位変換のコツやマットレスなど福祉用具の活用を推奨した。

13病院から約30人が参加。積極的に意見を交換

同院の中務直美・皮膚・排泄ケア認定看護師と前川大輔薬剤師は、自院で実践している褥瘡に対するチーム医療を説明。中務・認定看護師は皮膚・排泄ケア認定看護師の役割やスキントラブルの解説、チーム医療の考え方などを解説。最後に薬剤師に望むこととして、服用薬剤のチェック、局所治療に用いる薬剤の提案、褥瘡治療の薬剤に関する部分の院内勉強会の講師―などを挙げたほか、褥瘡関係の学会への参加も呼びかけた。

前川薬剤師は褥瘡回診時の自身の役割や褥瘡関連の学会に積極的に参加し、研鑽を積んでいる様子を披露。今後も多職種と連携し、薬剤師としての役割を果たす覚悟を示した。

特別講演の合間には、実際に生駒病院が使用している褥瘡カートを会場に持ち込み、中西部長と中務・認定看護師が解説。引き出しの中身やカートに積んでいるものなどを紹介し、効率良く褥瘡回診する工夫を説いた。

大垣徳洲会病院(岐阜県)の山崎崇薬局長が総括し、閉会した。今回、企画に携わった生駒病院の田浦稔基・薬剤部主任は「薬剤師は飲み薬だけでなく、外用薬のスペシャリストとして褥瘡にかかわれると思っています。チーム医療が叫ばれるなか、多職種連携し、ひとりでも多くの患者さんをサポートしたい」と目を輝かせていた。


古河病院が警察活動協力
古河警察署長から感謝状

感謝状を授与される福江院長(左)

古河病院(茨城県)は2月1日、古河警察署長から4度目の感謝状を授与された。昨年に続き2年連続となる。同院の福江眞隆院長の「古河地域の検視を積極的に受け入れる」という方針が表彰につながった。

このような福江院長の地域貢献に対する考えは他の医師にも伝わり、古河地域の医療や福祉にかかわる行政職員からも、とても感謝されている。

古河警察署長からの感謝状

同院の千島義明事務長は「昨年起きた相模原障がい者施設殺傷事件の折に、古河警察署に病院見回り強化のお願いをしたところ、前向きに検討していただき、当院だけでなく近隣の病院や介護施設へのパトロールを実施していただきました。これも福江院長の地域貢献の姿勢によるものと思います」。

同院は古河警察署と検視だけでなく、入院患者さんの調書希望や犯罪者への対応など、さまざまなやり取りがあるが、病院として誠実な姿勢を崩さないようにスタッフ一同、再確認している。

 

出雲徳洲会病院
訪問リハビリに力
実施件数は月240件

(左から)三宅主任、梶谷副主任

出雲徳洲会病院(島根県)は訪問リハビリテーションに力を入れ、地域の在宅医療の充実に貢献している。同院リハビリテーションセンターの理学療法士(PT)3人と作業療法士(OT)1人の計4人が担当し、1カ月当たりの訪問リハビリ実施件数は約240件に大隅鹿屋病院(鹿児島県)は2月9日、自院の駐車場の一角で「調剤薬上る(2月実績238件)。

整形外科の常勤医が昨年着任して以降、訪問リハビリの実施件数も増えている。PT3人は入院患者さんへのリハビリ業務との兼務、OTは訪問専従として取り組んでいる。

国の医療施策では平均在院日数の短縮化や在宅移行を推進しているが、在宅生活を続けていくには、入院中に低下してしまったさまざまな機能や日常生活動作(食事、更衣、排はい泄せつなど)の訓練が重要となる。

また、廃用症候群(過度な安静や活動性の低下による身体機能の低下)予防などのためにも、訪問リハビリに対するニーズは、高齢化の進展とともに高まっているのが現状だ。

島根県は高齢化率(65 歳以上の割合)が32・5%と、全国平均の26・6%を約6%も上回っている(2015年国勢調査)。秋田県33・8%、高知県32・8%に次ぐ全国3番目の水準だ。

「在宅生活を開始する際に、ご自宅の床の段差を修正したり手すりを設置したりする改修が必要になります。機能訓練に加え、家屋の評価など環境調整も訪問リハビリの重要な役割です」とリハビリテーションセンターの三宅淳一主任(PT)。

また、梶谷朱里副主任(OT)は「患者さんの家族、ケアマネジャーさん、他の介護事業所の方たちなどと月に一度、顔を合わせる機会を設けています。情報の共有を密に行いながら、患者さんのためにリハビリの観点から望ましいサービスを提案しています」と説明。リハビリの専門職が訪問リハビリに携わることで、実際の在宅生活を想像しながら、効果的に入院中のリハビリを実施できるようになるなど相乗効果も出ている。

 

院外調剤薬局開設へ
大隅鹿屋病院が地鎮祭

地鎮祭に臨む坂口事務長(左から3人目)

大隅鹿屋病院(鹿児島県)は2月9日、自院の駐車場の一角で「調剤薬上る(2月実績238件)。整形外科の常勤医が昨年着任して以降、訪問リハビリの実施件数も増えている。PT3人は入院患者さんへのリハビリ業務との兼務、OTは訪問専従として取り組んでいる。国の医療施策では平均在院日数の短縮化や在宅移行を推進しているが、在宅生活を続けていくには、入院中に低下してしまったさまざまな機能や日常生活動作(食事、更衣、排はい泄せつなど)の訓練が重要となる。局新築工事地鎮祭」を開いた。施主として同院からは坂口勝章事務長らが出席。施工会社、調剤薬局事業会社関係者とともに工事の安全を祈願した。

同院は今まですべて院内処方だったが、院外にすることで、患者さんの待ち時間の軽減を図る。院外処方は夕診を含む通常の診療時間内の外来患者さんが対象で、時間外の患者さんや入院患者さんへの処方は従来どおり院内で対応する。

「待ち時間の短縮や院外処方を望む患者さんの声を受け、開設することにしました。地域で敷地内に薬局を構える医療機関は当院が初。患者さんの利便性の向上につながれば良いと思っています」と坂口事務長。院内処方に対応していた薬剤師が日中、病棟に赴き服薬指導を行うなど入院患者さんへの対応強化にも期待を寄せる。「入院患者さんが少しでも早く回復し、退院できるようにサポートしたい」(坂口事務長)

調剤薬局は6月にオープンする予定。

 

徳洲会は4度目の申請へ
修復腎移植 なお「継続審議」
厚労省先進医療技術審査部会

厚生労働省は3月16日、先進医療技術審査部会を開き、徳洲会が申請している修復腎移植術について先進医療への適用の可否を協議した。配布された資料には「条件付き適」と記載されていたが、構成員や専門技術委員による議論の末、引き続き「継続審議」となった。この結果を受け、一般社団法人徳洲会の安富祖久明・副理事長と修復腎移植臨床研究責任者である東京西徳洲会病院の小川由英・腎臓病総合医療センター長らは記者会見を開き、今後も適用に向け取り組んでいく意向を明かした。

患者団体関係者「非常に悔しい」

傍聴席で資料を読み込む(左から)
安富祖・副理事長、小川センター長

修復腎移植は徳洲会が2009年12月から臨床研究として実施。ドナー(臓器提供者)の腎臓に生じた小径(直径7㎝以下)のがんを切除した後、その腎臓を修復して透析患者さんであるレシピエント(臓器受給者)に移植、腎機能を回復させる治療。これまで第三者間、親族間での移植を計18例行っており、おおむね良好な成績を収めている。

16日の部会では、研究の実施計画などに対し、昨年8月に同部会が指摘した事項について徳洲会側が修正、見直した点を評価する声も多かったが、当日配布された机上資料の理解もなく、実施医療機関の体制、有効性・安全性の評価方法、モニタリングの体制・実施方法が、いまだ不十分と一部から指摘があり、最終的に「継続審議」となった。

具体的な指摘事項は、臨床研究を適正に実施するために必要な第三者評価の体制や、治療の有効性や安全性について臨床的判断を行うための指標といった部分。配布資料の総評では、「第三者評価の体制整備がなされ、プロトコール(実施計画書)やIC(説明同意)文書の内容が適切になされていれば、承認可能な段階まで来たと考えられる」と記され、「条件付き適」となっていた。

傍聴していた安富祖・副理事長、小川センター長らはメディアの求めに応じ記者クラブで会見。安富祖・副理事長は国内で1万人以上が腎移植を希望しているものの、献腎移植の待機期間は平均15年と長く、その間に亡くなる透析患者さんが多いことなどを説明し、「今回の結果は非常に残念。『修復腎移植を受けたい』と待っている患者さんに本当に申し訳ない」と肩を落とした。

しかし、すぐさま「継続審議という結果を受け止め、諦めずに取り組んでいきたい」と前向きな姿勢を見せた。

小川センター長も「安富祖・副理事長とまったく同じ気持ち。私たちは修復腎移植で患者さんを救うことを目指しているので、できるだけの努力をしていきたい」と力強く語った。

会見には、患者団体である「NPO法人移植への理解を求める会」の向田陽二理事長と野村正良・副理事長も同席。報道陣から今回の結果について聞かれた向田理事長は「資料では条件付き適となっていただけに、非常に悔しい」と怒りをあらわにしていた。

向田理事長は「私も修復腎移植を受けたひとり。移植して15年経過しますが、今もこうして元気です。この間、亡くなっていく透析患者さんを何人も見てきましたが、本当につらい。現実に修復腎移植で助かっている人がいるのに、なぜ、なかなか認めてもらえないのでしょうか」と訴え、今後も患者団体として積極的に活動していく覚悟を示した。

会見後、安富祖・副理事長、小川センター長らは徳洲会東京本部に戻り、今後の対応を協議。指摘事項に対する具体的な改善策を話し合うとともに、4度目の申請に向け速やかに対応していく方向で一致した。

前日に親族間移植5例目

厚労省内の記者クラブでの会見の模様。
「患者さんのために、諦めずに取り組んでいきます」と安富祖・副理事長

宇和島徳洲会病院(愛媛県)は3月15日、親族間の修復腎移植を行った。親族間は15年7月以来、今回で5例目、第三者間を含めると18例目。

ドナーは50歳代男性で、レシピエントは60歳代女性。当初は他院で移植術を検討していたが、ドナーに小径腎腫瘍が見つかり、宇和島病院へ紹介。同院で検査を行った結果、小径腎がんと診断された。治療法の選択肢などを説明した後、ドナーは腎摘出術を選択。修復腎移植の臨床研究への参加に同意を得たため、院内の倫理委員会の承認を経て、東京西病院の移植事務室に登録。

レシピエントに対しても修復腎移植に関する治療や臨床研究への参加に対する同意を得て、東京西病院の移植事務室にレシピエントとして登録。

その後、修復腎移植検討委員会でドナー・レシピエントの適格性などをあらためて確認するなど所定の手続きを終え、手術に至った。手術は成功し、患者さんの容態も安定しているという。

 

仙台徳洲看護専門学校
5回生46人“巣立つ”
2016 年度卒業式

仙台徳洲看護専門学校は3月3日、同校講堂で2016年度の卒業式を行った。卒業生は5回生46人。それぞれの思いを胸に卒業証書を受け取り、次のステップへ晴れの門出を迎えた。徳洲会グループ病院には13人が入職する。

今年度の卒業生は46 人。全員が看護師国家試験に合格を期待

「自分の目標をしっかりもってください」と鈴木校長

卒業証書授与の後、鈴木美智子校長は「『考える看護師になれよ』という恩師の言葉は、今も私に残っており、それは今でも通じると思います。本校で学んだ考えるための基礎、実践するための基礎を生かしてください」と式辞を述べた。

続く来賓祝辞では、医療法人徳洲会の東上震一・副理事長が「自由を求め、愛に生きる」という徳田虎雄・前理事長の言葉を引用し、「何にもとらわれることなく、患者さんへの愛、何より自分自身への愛を忘れずに、これからの人生を歩んでください」と卒業生の門出を祝った。

仙台徳洲会病院の佐野憲院長は「徳洲会といえば、“救急を断らない”という理念がありますが、実践するのは本当に大変。しかし、この気持ちだけはずっと忘れないでください」とエールを送った。

公益社団法人宮城県看護協会の中里佐智代副会長は、出席できなかった佃祥子会長の祝辞を代読した。「相手に対し五感をフルに使って観察する、これが看護の基本だと思います。一人前になるまでには、まだまだ時間がかかりますが、あきらめることなく頑張ってください」。

千葉西総合病院の日高みえ子副院長は「プロとアマの違いはプラスの発想をするかどうかにあります。やればできると考えながら、一歩一歩進んでください」と期待を込めた。

徳洲会病院に13人が就職

答辞を読み上げる卒業生の野田さん

送辞では在校生を代表して2年生の大宮有加さんが、「先輩方の後に続き、看護の道で輝けるように頑張ります。これまで私たち後輩を先導してくださり、ありがとうございました」と感謝の言葉を送った。

答辞に立ったのは野田菜々美さん。3年間の学校生活を振り返りながら、「私たちは看護師になるという同じ目標をもって入学し、多くの方々に支えられながら卒業の日を迎えました。これからは私たちが看護師として患者さんやそのご家族を支えることを誓います」と涙をこらえながら読み上げる姿が印象的だった。

会場では答辞を聞きながらハンカチで目を覆う卒業生もおり、つらく楽しかった時間を思い出すとともに、未来への躍進を誓っているようだった。

今年、徳洲会グループの病院に入職する卒業生は仙台病院に7人、山形徳洲会病院、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)に各2人、千葉徳洲会病院、東京西徳洲会病院に各1人の合計13人。

 

天野・吹田徳洲会病院部長
エジプトで口演
冠動脈インターベンション

口演では300 人の循環器内科医が傾聴

吹田徳洲会病院(大阪府)の天野知徳・循環器内科部長は2月1日から2日間、エジプトのカイロ北部の都市マンソーラで開催されたInternationalCardio Mansoura Conferenceに招待され、口演した。同カンファレンスはマンソーラ大学が毎年開催し、循環器の幅広い領域を扱う国際カンファレンス。

天野部長は、心臓CT(コンピュータ断層撮影装置)を駆使し、冠動脈インターベンション(経皮的冠動脈形成術)の安全性や成功率をいかに向上させるかなどをテーマに、3つの口演を行った。

エジプトでは心臓CTはまだ十分には普及しておらず、約300人の循環器内科医が熱心に聞き入り、口演後も活発な質疑応答があった。天野部長は「冠動脈インターベンションの領域では、日本で標準となりつつある技術でも、世界的には先進的であることが多いです。世界の医師たちと交流を深め、私たちが培った技術や知識を共有することの価値をあらためて感じました」と語っている。

 

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