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生駒病院 安心・安全な“お産”実践 5年で通算400件超の分娩①

【生駒市立病院】

2020/09/28

近畿地方


2020年6月で開院6年目を迎えた生駒市立病院(奈良県)の分娩(ぶんべん)件数が、通算400件を超えた。昨年は年間145件で年々増加傾向にある。背景には、病院を挙げて“安心・安全なお産”を第一に掲げ、できるだけ妊婦さんや家族の方々の要望に応じたお産の実現に努めていることがある。満足度の向上につながり、2人目、3人目を出産するリピーターも増えている。今後も地域密着型の分娩施設として“幸せなお産”のために取り組んでいく考えだ。

2人・3人目産むリピーター増

「担当していただいた先生が、とても穏やかで安心感がありました。助産師さんも優しく、てきぱきとしていて頼りがいがありました」

こう話すのは、6月末に第3子となる女の子の赤ちゃんを同院で出産した齋藤有加さん。16年に1人目、18年に2人目を出産したのも生駒病院だ。退院直前に取材に応じてくれた。



「1人目を産んだ際、夫が仕事の都合で海外に行っていたため、里帰り出産でお世話になったのが始まりです。その時は切迫早産などありましたが、助産師さんたちに励ましてもらい、育児についても教えてくれて、とても助かりました。入院中は快適に過ごすことができました。それで2人目、3人目もこちらで出産しようと思いました」

夫の齋藤大介さんは「面会に来られたのが、いつも夜でしたが、対応していただいたスタッフの方々が、皆さん笑顔だったのが印象に残っています。今回は出産に立ち会うことができ、頑張っている妻の姿にとても感動しました」と顔をほころばせた。

同院は開院した15年6月以降、地域の分娩施設として役割を果たすよう力を入れてきた。今村正敏総長(産婦人科)は「安全に配慮し、お母さんの要望にできるだけ応えるお産を大切にしています。妊娠中やお産の時に異常がなければ、不必要な医療介入は行わず、自然な分娩を心がけています。もちろん無痛分娩を希望される場合は、要望をふまえ、マイルドな鎮痛からしっかりとした無痛分娩まで対応しています」と説明する。産婦人科の常勤医は今村総長と山本嘉一郎顧問のふたりだ。

適切な妊娠・分娩管理を通じ高齢出産や糖尿病合併妊娠などにも対応。必要に応じて新生児集中治療室(NICU)を有する奈良県総合医療センターや近畿大学奈良病院と連携を取っている。

産婦人科と他科が使用している女性患者さん専用病棟の4階西病棟責任者を務める宇野光世主任(助産師)は「『ここで産みたい』、『ここで産んで良かった』と思ってもらえるように日々取り組んでいます。妊産婦さんのために、どうすれば良いかをスタッフ一同で考え続けています」と力を込め、谷渕真琴助産師は「初産の妊婦さんは、とくに出産に対する不安が強いため、『できていないこと』ではなく、『できていること』を伝えて自信を付けてもらい、不安を和らげてから出産を迎えられるように配慮しています」と心構えを説く。

 

→徳洲新聞1253号掲載

 

生駒市立病院 看護部サイトはこちらから
https://www.ikoma-nurse.com/

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