徳洲会グループからのお知らせ

災害看護研修を実施 具体的なエピソード教訓に

【徳洲会グループ】

2019/01/21

徳洲会グループ


徳洲会グループ看護部は2018年度の災害研修を実施した。防災活動の必要性を再認識するのが狙い。湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)と吹田徳洲会病院(大阪府)のそれぞれで行い、グループの看護・介護職計133人が出席した。

研修は①災害の防止、②災害発生時の被害拡大の抑制、③早期復旧のための準備――をテーマに、両会場とも同じプログラムで行った。

湘南藤沢病院では、宗像博美院長が「災害に病院はどう備えるべきか~東日本大震災後の救護・医療支援経験を通して~」と題して講義。2011年の東日本大震災で当時、実際に救護活動を行った時の様子を振り返り、①透析患者さんの受け入れ先、②緊急に必要な薬の入手方法、③周囲の医療機関との連携体制、④スタッフの動き、⑤指揮命令系統――など救護活動で見られた問題点を列挙した。

このうちスタッフの動きについては「非効率的で役割分担が不徹底だった」とし、あらためて診療する場所でスタッフが分担するべき受けもち範囲などを図示した。また、指揮命令系統の確立やトリアージ(緊急度・重症度選別)の手法のひとつであるSTART法など災害対応の基本的なポイントを解説した。

武蔵野徳洲会病院(東京都)の斎藤英子・看護部長も東日本大震災をテーマに講義。当時、仙台徳洲会病院の看護部長として勤務しており、井戸水の使用や紙カルテへの切り替えなど、被災時の対応を具体的なエピソードを交えながら説明した。とくに初動の重要性を強調し、院長不在時の役割分担の進め方、情報収集のあり方、避難経路の周知、患者さんへの情報提供などが課題だったことも明かした。

NPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)の野口幸洋・事務局員は「TMATの紹介と災害を想定した各施設の備え」と題して講義。国内外の被災地に赴き公衆衛生を含めた幅広い活動、民間組織ならではのフットワークの軽さなど特徴を紹介した。

途中、18年9月の北海道胆振(いぶり)東部地震にも言及し、あらためて病院機能の維持にライフラインの重要性を訴えた。

エアーストレッチャーなど災害対策グッズを紹介する時間も設け、参加者は会場で実際に触れたり体験したりしながら、使い勝手の良さなどを確認していた。

18年度の研修を担当している鹿児島徳洲会病院の倉掛真理子・副院長兼看護部長は「震災を忘れない、風化させないという思いもあり、災害医療を経験されている方に講師をお願いしました。実体験に基づく内容に多くの参加者が引き込まれ、自施設で何を備えるべきかを考えるのに良い機会になったと思います」。

→徳洲新聞1168号掲載

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