徳洲会グループからのお知らせ

徳洲会グループ 感染管理システムを順次導入

【徳洲会グループ】

2021/02/17

徳洲会グループ


先行の八尾病院はコロナ患者さんに生かす

徳洲会グループは、各病院の感染管理体制強化を目的に独自の感染管理システムを開発、2018年から順次導入を進めている。パイロット病院として先行導入した八尾徳洲会総合病院(大阪府)は、同システムを生かしながら新型コロナを含め感染症に対応している。

徳洲会の感染管理システムは院内の感染状況の把握、継続的に監視が必要な患者さんの追跡、ラウンド資料の作成、抗菌薬の適正使用の監視、手術部位感染などのサーベイランスなど、多様な機能を搭載している。電子カルテと一体型システムのため、各種情報の記録を二重に行う必要がなく、電子カルテにアプローチできれば、感染管理にかかわる職員以外も院内の感染状況を把握できるのが特徴だ。

徳洲会グループでは18年から複数の病院で先行導入。そのうちのひとつが八尾病院で、同システムを活用しながら新型コロナに積極的に対応している。現在、外来では発熱外来や予約制の地域外来・検査センター(PCR外来)などを設置し、事務職員もサポート。「新型コロナ疑い患者さんの対応や誘導、保健所との連絡や事務手続きなど、できる限りのサポートを行っています」(池田祐紀・医事課副主任)。

入院は一般病棟とICU(集中治療室)8床のうち、3床(陰圧室)をコロナ専用病室として確保。一般病床は軽症~中等症で現在24床(陰圧個室14床)。重症、中等症患者さんが増えているものの、原田博雅院長の方針で「断ることはない」。小見山理恵・看護主任は「一般病棟で人工呼吸器を装着するケースもあります」。またICUの萩原美香看護師は「ECMO(体外式膜型人工肺)を最大2台稼働したこともありました」と強調。

検査室の鬼塚美紗絵主任(臨床検査技師)と前野舞主任(同)も新型コロナの検査件数をもとに厳しい状況が続いている点を指摘。こうしたなか、同院は感染管理システムを活用。澁谷豊克・感染対策室長(副看護部長)は①患者さんの監視・追跡が容易、②職員への対策強化や行政への情報提供が可能、③適切な記録とデータ管理の実践・活用が可能――などメリットを生かし新型コロナに対応していることをアピールする。

原田院長は「いろいろな方法で、どの職員も本当によく頑張っています。」と吐露する。同システムは11病院が導入し、12病院が準備中。

→徳洲新聞1273号掲載

 

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