徳洲会グループからのお知らせ

褥瘡回診を疑似体験 生駒病院が褥瘡フォーラム

【生駒市立病院】

2020/03/19

近畿地方


生駒市立病院(奈良県)は院内で第4回褥瘡(じょくそう)フォーラムを開催した。多職種で構成する褥瘡管理委員会主催のイベントで、地域全体で褥瘡に対する知識を深めるのが狙い。同委員会のメンバーや近隣の医療・介護従事者ら約60人が参加した。

はじめに主催者を代表し、中西新・形成外科部長が挨拶。あらためて褥瘡治療で回診の重要性を強調するとともに、「当院の褥瘡回診は、多職種が自ら考え主体的にかかわるスタイルです。その方法を紹介するので、ぜひ実践してみてください」と呼びかけた。

前半は褥瘡に関する基礎知識について褥瘡管理委員会のメンバーが講義。永井佳美看護師は褥瘡の評価ツール、中川絵理果看護師は褥瘡の危険因子やマットレスの評価項目・スキンケア、恵美須治美リハビリテーション科副主任(言語聴覚士)はベッドや車いすでのポジショニング、前川大輔・薬局副主任(薬剤師)は処置に用いる薬剤・被覆剤、粟根和美・管理栄養士は栄養状態の評価をテーマに解説した。

後半は褥瘡モデルを用いて褥瘡回診の擬似体験を実施。参加者はグループに分かれて8つのブースを回り、評価や記録、洗浄・処置などさまざまな役割を務めながら、位置や状態が異なる模擬患者の褥瘡を検討した。最後に中西部長が各褥瘡パターンに対する視点を解説して終了。

地域の有料老人ホームから参加した酒井里香・介護士は「いろいろな褥瘡のパターンを学ぶことができました」と満足げだった。ブースリーダーを務めた生駒病院の福原明美薬剤師は「事前に勉強し直すことや、参加者の声を聞くことで自分も勉強になりました」と振り返った。中西部長は「褥瘡に対する参加者の積極性と、講義やブースの運営を通じた当院スタッフの成長を促したいと考え、今回初めて実戦的なプログラムを企画しました。狙いどおりの体験研修が実現できたと思います」と手応えを感じた様子。「次回も参加型研修の流れは維持しつつ、新しい視点で研修をつくり上げていきたいです」と意欲を見せていた。

 

→徳洲新聞1224号掲載

 

生駒市立病院 看護部サイトはこちらから
https://www.ikoma-nurse.com/

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