徳洲会グループからのお知らせ

台風19号深い爪痕 TMATが各地の被災地支援②

【徳洲会グループ】

2019/10/30

徳洲会グループ


国内外で災害医療活動に取り組むNPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)は、大型の台風19号により、甚大な被害を受けた地域で支援活動を行った。秋山川が決壊した栃木県、千曲川が決壊した長野県、阿武隈川が決壊した宮城県、福島県にそれぞれ隊員を派遣、調査活動を実施。長野県と宮城県には本隊も派遣し、長野県では100人超が避難している北部スポーツ・レクリエーションパーク(北スポ)を拠点に10月27日まで、宮城県では50人超が避難している丸森小学校を拠点に23日まで、それぞれ活動を行った。

環境整備や巡回に注力

先遣隊第2陣として現地入りした福岡徳洲会病院の鈴木裕之・救急科医長は「本来、行政主導で避難所の環境整備を行うべきだと思いますが、経験がないとアイデアも生まれません。TMATには全国の被災地を支援することで蓄積したノウハウがあるので、避難所に入った瞬間、何をしなければいけないか頭に浮かびます。環境整備を怠ると、避難所生活を快適に送れないだけでなく、感染症が広まる原因にもなり得ます」と強調。

さらに、避難所内の巡回にも注力。避難所生活が長引くと、自分では気付かないまま体調を崩していることもあるため、潜在的な患者さんを見つけ出すことが重要だ。今回は災害処方箋が発行できなかったため、応急処置をしたり地域の医療機関につなげたりして、避難者の健康を守った。

同時に避難者リストも作成。避難者が、どのような持病を抱えているか、常備薬は手元にあるかなど巡回による面談で把握し、長期的に対応していくのが目的だ。鈴木医長は「これも本来は地域の保健師が主導すべきですが、今回の初動では、医療チームと保健チームが別々に動き、うまく連携できていない印象でした。そのため保健所内で毎朝行う医療調整ミーティングで、毎日両チームの情報を共有し、各避難所に固定の保健師を配置することを提案しました」と振り返った。

また、鈴木医長は「今回の台風19号は被害が大きく、活動地域が分かれ、期間も長期にわたったため、TMAT内でも経験者がばらけました。長野県での活動も、本隊隊員は未経験者が多かったため、なるべく避難所の〝完成形〟を見せて、工夫したポイントを指導したり、これから行うべきことを引き継いだりしました。将来のTMATの活動に備え、経験者を増やすことも課題だと思います」と展望。

20日には安倍晋三首相と内閣府大臣政務官の今井絵理子・参議院議員が避難所である北スポを訪問。TMATに対し激励の言葉を送った。長野県では15日間、合計23人の隊員が活動。27日にすべての活動を終えた。

→徳洲新聞1208号掲載

一覧へ戻る

page top
徳洲会について
- グループ理念・理事長メッセージ
- 徳洲会ってどんなところ?
- 徳洲会グループの原点
- 徳洲会グループの成り立ち
- 海外ネットワーク
看護部のご紹介
- 看護部 概要
- 看護部 特徴
- 徳洲会グループの取り組み
- 教育プログラム
- スタッフメッセージ
看護師を目指す方へ
- 募集要項
- 奨学金制度
- 福利厚生
- 先輩ナースのメッセージ
- 助産師募集
- 看護部情報誌「徳看マガジン」
- 高校生から進む 看護職への道
施設一覧
- 北海道地方
- 東北地方
- 関東地方
- 中部地方
- 近畿地方
- 中国・四国地方
- 九州地方
- 離島・沖縄地方

一般社団法人 徳洲会 〒102-0074 東京都千代田区九段南1-3-1 東京堂千代田ビルディング14F
TEL:(03)3262-3133
Copyright(C)Tokushukai All Rights Reserved.