徳洲会グループからのお知らせ

岸和田病院 フットケア本格化 チームでCLI予防・改善

【岸和田徳洲会病院】

2019/08/14

近畿地方


岸和田徳洲会病院(大阪府)は昨秋にフットケアチームを設置、今年に入り活動が本格化している。目的は主に重症下肢虚血(CLI)の予防や改善。CLIは血管の動脈硬化・石灰化などにより、下肢の動脈血量が減少する病気で、足の小さい傷から深刻化すると足の大切断に至り、きわめて予後が悪い。

同院は従来、カテーテル(医療用の管)を用いた血行再建治療を行ってきたが、改善しなかったり再発してしまったりするケースが多く見受けられたことから、藤原昌彦・循環器内科部長が多職種によるフットケアに取り組むことを決定。

藤原部長をはじめ3人の診療科が異なる医師、循環器内科病棟、整形外科病棟、カテーテル室、透析、外来、訪問、医療安全管理室担当の各看護師、皮膚・排泄(はいせつ)ケア認定看護師、糖尿病療養指導士、リハビリテーションセラピスト、臨床検査技師、事務職員、さらにLDLアフェレーシス療法や高気圧酸素療法を組み合わせるケースもあることから臨床工学技士など、約20人をコアメンバーとするチームを編成した。

現在、1カ月に2〜3回のカンファレンス(検討会)を行い、とくに注意が必要な患者さんについて協議したりしている。「多職種がかかわり包括的な治療に取り組むようになって、治るケースや切断を回避するケースが増えました」と藤原部長は成果をアピール。

他のメンバーも「チームという“窓口”ができたことで患者さんへの対応や治療への介入がよりスムーズになりました」 (石黒真理子・皮膚科医長)、「病棟でも患者さんの足に注意を向ける看護師が増えてきたように感じます」(木下博子・医療安全管理室室長)。

今後は回診や地域への包括的な介入の実施を目標に掲げ、さらに活動を活発化させる意向だ。

→徳洲新聞1196号掲載

 

岸和田徳洲会病院 看護部サイトはこちらから
http://www.kishiwada-nurse.com/

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