東京西徳洲会病院は3月16 日、健康友の会や東京徳友会(都内の徳洲会病院の協力企業で組織)、昭島消防署の協力の下、災害訓練を実施した。震度6強の地震により複数のけが人が発生、院内の電気、ガス、水道がすべて停止したことを想定し、トリアージ(重症度・緊急度選別)や避難経路など職員の動きを確認した。
他に昭島消防署によるはしご車での救助訓練や消火器の指導、東京徳友会による炊き出し訓練(ペットボトルやビン、缶の飲料水を温める訓練)や、煙体験(火災時の煙による悪い視界を体験)なども行った。
昭島消防署職員は「収集した情報を分析し、処理することが大切です。トリアージによる傷病者の移動も重要で、今後も災害訓練を継続して最適な方法を確認してください」と総評。
同院は今回の反省を十分に生かし、地域の安全・安心を守れるよう努力していく考えだ。
→徳洲新聞1184号掲載