徳洲会グループからのお知らせ

湘南鎌倉医療大学(仮称)新築工事の地鎮祭を挙行

【徳洲会グループ】

2018/12/18

徳洲会グループ


一般財団法人湘南鎌倉医療大学設立準備財団は12月9日、神奈川県鎌倉市で湘南鎌倉医療大学(仮称、4年制)の新築工事地鎮祭を行った。翌日に校舎建物の建設に着工、2020年2月に竣工する予定で、同年4月に開学する計画だ。今年10月には文部科学省に同大設置と、学校法人徳洲会(仮称)設立の認可申請を行った。地鎮祭では晴天の下、おごそかに神事を執り行った後、直会(なおらい)で同財団の鈴木隆夫理事長(一般社団法人徳洲会理事長)が開学に向け決意表明した。

徳洲会グループの病院と協力

直会ではまず、同財団の鈴木理事長が出席者に感謝の意を表し、「医療大学構想は10年以上前から始まり、二度頓挫しましたが、〝三度目の正直〟でここまで来ました」と思いを吐露。

将来構想に触れ、「働き方改革が始まろうとしている現在、医療界で一番ひっ迫しているのは看護師です。私たちは患者さんのために一生懸命に心を砕き、手を差し伸べられる看護師を育てなければなりません。将来的には大学院で修士課程や博士課程を履修できるようにするとともに、他の学部も開設できるよう頑張ります」と意気込みを見せた。

次に、設計を担当したDESIGNSHIPの奥本浩介社長は、鈴木理事長との思い出を振り返った後、「質素でありながら、周囲の環境を豊かにすることをテーマに設計してきました。質素というのは、情報があふれている社会に出る前に、大学では勉学に集中できる環境を提供したいという思いを込めています。建築もあまり饒舌(じょうぜつ)にならず、建物のシルエット、光と影、緑など、変わらず美しくあるものを大切にしています」とコンセプトを説明。

建物のデザインにも言及し、「外観にフィンという斜めの壁を用い、規律正しく、活動的で自由な様子を表現しました。この大学が町の誇りとなり、町の風景となっていけることを願います」と期待を込めた。

続いて、施工者を代表し熊谷組の櫻野泰則社長は「約40年前に施工した沖縄県の南部徳洲会病院をはじめ、多数の病院建築に携わってきましたが、今回、徳洲会初の大学の建築に携われ、身の引き締まる思いです。先生や学生の皆さんに喜んで使っていただけるよう、真心を込めて施工していきたいと思います」と決意を語った。

地元の山崎町内会の高井久雄会長による乾杯の発声を合図に歓談がスタート。県内の徳洲会グループ病院の関係者をはじめ、50人を超える出席者が思い思いに交流を深めた。直会終了後、学長に就任予定の同大設置準備室の荒賀直子室長は「おごそかな神事で緊張しましたが、大学ができる第一歩を感じ、嬉しく思いました」と喜びをあらわにしていた。

今後について「鈴木理事長も言われたように、大学院の開設も視野に入れ、〝悠々として急げ〟という気持ちで、上を目指していきます。徳洲会グループの病院・施設が周辺にある強みを生かし、病院の中だけでなく地域で活躍できる看護師を育てていきたいと思います」と力強く語った。

建設地の古都・鎌倉は名所旧跡が多く、昔ながらの文化が息づくエリア。一方、湘南エリアは海水浴場があり、夏季を中心にマリンスポーツでにぎわう。横浜や東京へのアクセスも良く、学生生活を送るのに適した環境だ。

同大は開学時点で看護学部看護学科(仮称)を設置、卒業要件を満たすことで、看護師と保健師の国家試験受験資格を取得できる(保健師は選択制)。1学年の定員は100人で男女共学。文科省での審査を経て、来年8月に認可の可否が判断される見とおし。大学設立は徳洲会グループの重点施策のひとつであり、グループ内外に優れた医療人を輩出していく方針だ。

→徳洲新聞1164号掲載

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