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薬剤師

チーム医療・専門業務

がん化学療法

がん化学療法

 これまで化学療法は、入院で行われる事が一般的でしたが、新たな抗癌剤の登場による治療法の変化や入院医療の包括化などから、外来での通院治療にシフトされてきています。これにより、生存期間の延長はもとより、QOL(Quality of Life)の向上が期待されています。医療機関においては、より安全性に留意した取り組みが求められています。患者様が適正な治療を受けられる事と、取り扱う医療者の安全確保を目的とし、多職種との協力体制の中、施設ごとにさまざまな取り組みがなされています。ある施設での取り組みの例を以下に示します。

◆化学療法委員会の活動◆

化学療法委員会の活動

  • 疾患別レジメンの登録と管理 → 治療法の標準化
  • 処方監査と安全キャビネットでの抗悪性腫瘍剤の調製業務
    → 医療従事者の安全性確保
  • カルテ回診 → 医師・薬剤師・看護師にて患者様が適切に、安心して治療を受けられているか確認
  • 副作用のモニタリング、副作用対策のサポート
  • 院内への啓蒙活動

NST(Nutrition Support Team)

 私たちの取扱う医薬品が適正に使用されても、その疾患治療が必ずうまくいくとは限りません(例えば抗生物質を投与しても感染症が改善しないなど)。なぜなら目の前の患者さんの栄養状態が悪く、免疫力が弱く疾患に対する抵抗力が十分に備えていない状態では、期待した医薬品の薬理作用等が発揮されないからです。つまり、調剤した高価な医薬品をいくら使用しても無駄になってしまうことあるのです。

NST

 栄養管理はすべての疾患治療を行う上で共通する基本的医療の一つであるという認識のもと、NSTとは以下のように定義されています。

栄養管理を症例個々や各疾患治療に応じて適切に実施することをNutrition Support(栄養サポート)といい、この栄養サポートを医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師などの多職種で実践する集団(チーム)をNST(Nutrition Support Team:栄養サポートチーム)という

薬剤部では、この栄養管理に対し病棟での薬物治療管理(服薬指導)を実施する上で重要な活動と位置づけ、積極的に以下のNST活動を行っています。

  1. NST回診同行
  2. 栄養評価・アセスメント
  3. 処方設計支援(特に中心静脈栄養法)
  4. 褥瘡、院内感染対策と情報交換

院内感染防止対策(ICT)

 院内感染とは病院内で細菌やウイルス等の病原体で引き起こされる感染のことをいいます。病院におられる患者様は感染に対する抵抗力が減少している場合が多く、医療従事者は院内感染のことを常に考慮して医療行為を行わなければなりません。

 ICT(Infection Control Team:感染制御チーム)は病院内における感染や感染の拡大を防ぐため、さらには職員の健康管理のため、医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師などが集まり、それぞれの職能を発揮し活動を行っています。活動内容は、院内感染症例への対応、抗菌薬使用のコンサルティングから手洗いの指導、院内感染対策マニュアルの整備まで多岐にわたります。

 感染の分野で、薬剤師の職能を発揮できる業務の一つに抗菌薬の適正使用があげられます。アミノグリコシド系抗菌薬やグリコペプチド系抗菌薬のように、TDMが必要とされる薬剤はいうまでもなく、すべての抗菌薬にはそれぞれ特性があり、間違った使い方をすると期待される効果が得られないばかりではなく、耐性菌を生み出してしまう原因にもなります。これらを防ぐため、薬剤師がICTの中で重要な役割を果たします。

災害医療救援活動

 1995年、阪神淡路大震災の際、徳洲会グループとしてボランティアで災害医療救援活動を行った事をきっかけに、サハリン地震、台湾大震災、新潟中越地震、インドスマトラ島震災など国内のみならず海外でも災害医療救援活動を行ってきました。災害発生時、我々徳洲会グループは全国規模のスケールメリットを活かし、人材や物資を迅速かつ効率よく被災地に送ることができます。現在では「特定非営利活動法人 TMAT(徳洲会災害医療協力隊)」が組織され活動を支えています。

災害医療救援活動

 現地では状況に応じ、医師、薬剤師、看護師、助手等から成る1班4~5名のチームで避難所を巡回し、ケガをした方や体調不良を訴えている方の医療救援活動を行います。我々薬剤師は、薬に関する様々な質問に答えることはもちろん、各地から送られてきた医薬品をすぐに使用できるように整理・供給する薬品管理の分野で大きな役割を担います。また海外での救援活動では、日本から送られた医薬品を現地の方が使えるように日本語を翻訳するなど、語学力を必要とされる場面もあります。

薬剤師という枠にとらわれず救援者として何ができるかを考えながら行動する中で、災害医療救援活動も薬剤師の職能を発揮できる場である。と感じています。

一般社団法人徳洲会

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TEL:03-3262-3133 FAX:03-5213-3602

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