


■院長挨拶
私たちの病院は、医療に恵まれない人々のために作られた病院です。
これからもそのことを大切にし、忘れないようにしたいと考えています。
昭和61年、徳洲会グループが最初に離島に建設した病院がお隣の島の徳之島徳洲会病院でした。
持ち込まれた医療機器の多くが、島では初めての真新しいものでした。CT・デジタルアンギオ装置・超音波診断装置・内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ・気管支鏡など)・血液検査機器・手術設備(一般外科・脳外科・整形外科・産婦人科など)などは、卒業したばかりの私の目には大学病院にも負けないような装備のように見えました。そこで行われた医療内容も多くが島ではかつて行われたことのない内容でした。毎日が新しいことへの挑戦であり、困難に挑戦しようという夢と希望を抱いた時代でもありました。そういった目標が現在の奄美の徳洲会病院グループを育てたものと考えます。
その挑戦こそは、地理的・経済的理由で医療に恵まれない方へもできるだけ平等な医療を提供しなければならないとする徳洲会の理念の実行そのものでもあったわけです。
私たちの病院は、島外出身の多くの医師・スタッフで支えられております。そして、本土のグループ病院の支援を受けて支えられてきました。徳洲会理事長は、「本土の病院は離島僻地を助けるために建てた」と述べ、これが正に実行されてきました。「弱きを助け、・・・」の精神です。
他方私たちの病院も、その大きさから奄美の病院グループの中では「他の島々の病院・クリニックを助ける」立場の病院として機能しなければなりません。
私たちの夢は、周辺病院・施設を助ける病院へ成長することです。成長如何にかかわらず恵まれない人々には手をさしのべる病院であり続けたいです。
平成9(1997)年12月1日に開院、愛郷会名瀬病院を母体として生まれました。奄美大島には他に笠利病院(70床)、瀬戸内徳洲会病院(60床)、加計呂麻診療所、老健施設秋名の郷(80床)、有料老人ホームいきいきホーム(32床)、ふれあいクリニック、グループホーム3施設、居宅支援事業所2施設などの関連諸施設があります。
名瀬徳洲会病院は許可病床数255床、平成11年6月にICU(4床)を開設しています。(奄美群島で初めてのICUでした。)
診療科は、内科・外科・産婦人科・整形外科・皮膚科・脳神経外科・消化器内科・循環器科・歯科口腔外科・リハビリテーション科などがあり、専門外来として・小児科・神経内科外来・眼科・泌尿器科なども開いています。また救急告示病院として救急外来の充実を図り、後述の名瀬ACLSやBLSにも力を注いでいます。主な診療・治療機器は、PTCAやintervention therapyに対応したDSAや1.5テスラのMR、16チャネル マルチスライスCT、最新型の内視鏡、高圧酸素治療機、心エコー、腹部エコー、マンモグラフィー、パノラマ撮影装置、透視台、ESWL、CRなどがあります。







